現実逃避を☆現実☆に

現実の辛さは逃避するしかない(^_^)

【現実】普通が普通じゃなくなった

『あなたはこの先歩くことができなくなります。』

医者にそう告げられたらあなたは何を考えますか?自分のこと?家族のこと?仕事のこと?それともなんだろう。
僕は1番に考えたのは妻のことでした。
歩けなくなるということは、今の仕事も出来なくなり、妻の甲斐性で生きて、妻は歩けない僕の世話をすることになる。
【現実】はそうなのか。夢ではないのか。
何度夢であったらと思ったけど、何度考えても【現実】なんだ。

僕の最大の選択は妻と別れを選んだこと。


僕の愛した人にそんな人生を歩んでほしくない。彼女の幸せを1番に考えたい。

僕は彼女にそう伝えた。

うそ、涙が止まらなくて伝えれない。

それでも別れてほしいということは伝えることは出来た。自分の人生がどうなろうと彼女の幸せを祈りたい

これは僕の望みなんだ。


実は歩けなくなるだけじゃないだ。


『子供にも遺伝するんだ。』

子供を産めない…



将来の夢、

愛する妻と子供を男の子、女2の子人産んで普通の家族として死ぬまで一緒にいたかった。

男ならサッカーでもさして、

女の子ならバレエを習わせて

ピアノも習わせて、

小学校に近い家も買って、

どっちに似ても男前、べっぴんになるんだろうなぁとか考えて…


ただ、普通の人生を君と一緒に歩きたかった。


家族になりたかった。

ただそれだけでよかったんだ。